スギ花粉飛散情報
日本気象協会によりますと、2023年は猛暑の影響で、
発芽の形成に好条件な「高温・多照・少雨」という気象条件が揃ったため、
2024年のスギ花粉飛散量は四国では例年よりやや多く、
前年よりやや少ないという予想です。
飛散開始は例年並みの2月上旬の見込みです。
花粉の顕微鏡写真(染色:カルベラ液、拡大率×400)
上段左からスギ、ヒノキ、ハンノキ
下段左からマツ、クヌギ
2024年4月25日新居浜地区
スギ花粉飛散量 | 0個/cm2/日 |
ヒノキ花粉飛散量 | 0個/cm2/日 |
ハンノキ花粉飛散量 | 10個/cm2/日 |
マツ花粉飛散量 | 6個/cm2/日 |
クヌギ花粉飛散量 | 28個/cm2/日 |
飛散花粉をどのようにして測定するの?
このような装置の中央にワセリンを塗ったスライドガラスを置いています。
飛散してきた花粉がワセリンに付着しますので、1日置いたスライドガラス上の花粉を算定し、1平方センチメートルあたりの個数として表わします。
毎日定時にスライドガラスを交換し、測定を行います。
計測しているスライドガラスは、空気中のゴミなどもあり、下の写真のように見えています。(×100)