十全総合病院を初期研修の候補に挙げていただいている先生へ。
私は柿本真利と申します。
平成20年に徳島大学を卒業し、初期研修の2年間を十全総合病
院で過ごしました。
途中、地域保健(保健所の業務を学ぶ)は西条保健所、産婦人科
研修は労災病院、精神科研修は十全第二病院で行いました。
研修先に選んだ理由としては以下の点が挙げられます。
①研修医の数が少ないので顔を覚えてもらえる。また相手の顔が見える。
大きな病院で研修医が十人も二十人もいれば、任意の一人となり埋もれてしまいます。
そこで一人で目をかけてもらえる所を選びました。
また全体の医師数が20人程度であり、診療科の枠を超えて気軽に話をすることができます。大きい病院だと研修で回っている診療科以外の先生とお話しできるチャンスはあまりないと思います。
②手技を経験する機会が多い。
これも研修医が少ない病院のメリットだと考えています。研修医がたくさんいれば、なかなか経験する機会が回ってきません。その他の手技も先生方の指導のもと、積極的に経験してください。上部消化管内視鏡は300例近くを経験させていただきました。その他にも多くの経験ができました。
③労働環境が整っている。
収入の面でも安定しています。私のときは初期研修1年目35万、2年目40万となっていました。2年目は当直も始まるので、これに当直料が加わります。2年目からはボーナス支給もあります。
またコメディカルのみなさんも優しく、明るく、居心地がよかったです。
④当直は2年目から。
慣れてきてから当直業務となります。安全面を考えるとこれでよいと思います。もちろん指導医の先生と一緒です。2年目になれば外来も担当させてもらえます。
⑤自分が新居浜出身であること。
実家が近いので、生活の面で助かりました。慣れないうちは仕事以外の負担は少ないほうがよいです。
欠点も考えてみました。
①研修医の数が少ないので、自分の位置がわからない。
周りに同じような経験値の先生がいないので、比較ができない。これは大きな問題ではないと考えています。
②専門性が高い医療を経験できない。
血液内科での骨髄移植や心臓血管外科領域の手術などが挙げられますが、プライマリィケアを学ぶことが目的であるので、経験しなくてもかまわないと考えました。
初期研修の2年は非常に大事にしていただき、ありがたく感じています。上記はあくまでも主観的なものです。ひとまず現場に行って、その空気を感じてください。
何か質問などありましたら柿本までm_persimmon@hotmail.com 病院や先生方に聞きづらいことでもお気軽にどうぞ。よりよい進路を選んでいただきたいと思っています。